謎の超シブ系女性シンガーソングライター・壞特?te、待望の1stアルバムをリリース！

令和2年8月3日、月曜日。時刻は午後11時を回りました。

こんばんは。
皆さん、いかがお過ごしですか。
人知れずコッソリ不定期放送中、フェイクラジオ・sasanoji電台です。

お久しぶりでございます～。
前回の放送が6月7日でしたので、ほぼ2ヶ月ぶりとなりますか。
コロナ禍やら記録的な大雨による災害やら、毎日毎日ネガティブなニュースばかりが聞こえてきて、ちょっと電力供給量（モチベーション）が下がってしまったようです。送信設備（人間）自体の老朽化というのもあるんですけどね。そっちのほうが大きいかな^^;。

それから、例年どおりであれば6月末に行なわれるはずの台湾のグラミー賞・第31屆金曲獎が、今年はコロナ禍の影響で10月3日に延期となってしまったことも、モチベーションが上がらない理由の1つにはあったかもしれません。

先月7月15日に流行音樂類（ポップミュージックカテゴリー）の候補がようやく発表されましたが、これは通常ですと5月中旬に出るものなんですね。それでいよいよ今年も金曲獎シーズンが始まったな～と、自然と気分が盛り上がってくるんですけども、今年は残念ながらこういうことになっておりますのでね、いつもとちょっと勝手が違います。10月というと、各レコード会社が年末に向けて一斉に新作をリリースし始める頃です。その時季にですよ、2019年、ほぼ1年前の作品を振り返ろうというのですから、これは僕ら聴く側も、関心を高いまま保ち続けるのはなかなか難しいと思いますね。無理矢理…とは言いませんが、自分で意識してアゲている感じはあるかもしれません。

さて、そんなモチ不足のところに嬉しい知らせが届きました。5月にピックアップした謎の超シブ系女性シンガーソングライター・壞特?teが、7月31日、待望の1stアルバム『一個人的臥室』をリリースです！

壞特?te『一個人的臥室』（2020年7月）

《壞特?te》はもちろん芸名で、《Why＋te》で《White》と読ませています。壞特（Huài tè）はその中文名ですね。最近のライブのフライヤー等では《Whyte》と表記しているモノも見かけるので、そのうち《壞特Whyte》のほうが正式な表記になるのかもしれません。本名を含め彼女のプロフィールは現地台湾でもほとんど明かされていなくて、正体を隠すように目深に被った帽子が彼女のトレードマークとなっています。

では、ここで1曲。アルバム7曲目に収録されております、5月15日公開のChill味タップリのナンバー『Seh Ah Seh』をどうぞ。

オゥ…、これは暑い夏の夜にピッタリではないですか～。

本作には、2019年公開のデジタルシングル『Cazzo』（⑤）、『睡不著』（⑥）、『Santé』（②）、『Baby Cakes』（③）、今年2月にリリースされた老莫ILL MOとの共作シングル『女士優先』（⑩）、4月公開の『You Say Goodbye Easily』（⑧）、5月公開の『Seh Ah Seh』（⑦）、7月31日公開の『En Mi Cuarto』（⑨）に、これは未発表曲でしょうか『Shadow』（④）とIntro『Who's Afraid of ?te』（①）、Outro『Lonely Together』（⑪）を加えた全11曲を収録。プロデュースは、Juzzy Orange（汁橙音樂）のメンバーとしても活動しているビートメイカー・Tower da Funkmasta（陶逸群）が務めています。

ほとんどの曲が既に公開されているものですが、まとめて聴けるのがアルバムの良いところですよね～。ま、それもネットで音楽を楽しむ時代となった今では、あまり意味のない拘りかもしれませんけど。実際、このアルバムもデジタルリリースだけのようですし。ただ、フィジカル（CD）に拘りのある僕としては、それがモチベーションが上がらないもう1つの理由だったりするんですけどね。このアルバムの存在だってSpotifyに教えてもらったんですよ～。自分の感度の衰えを自覚させられたようで、なんか落ち込むわ～^^;。※8月28日、avexからCDリリースされます！買おう！！

それでは最後にもう1曲。アルバム9曲目に収録されております『En Mi Cuarto』を聴きながら、この時間はお別れです。長い梅雨がようやく明けて、また連日酷暑の夏がやってくるのでしょう。コロナも未だ収束しておりません。体調管理には十分に気をつけて。皆さまに心穏やかな夜を。おやすみなさい。sasanoji電台でした。