オシャレ男子5人組バンド、東波に注目。 - sasanoji電台【台湾ポップス専門】

令和2年5月5日、火曜日。午後11時を回りました。

こんばんは。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
人知れずコッソリ不定期放送中、フェイクラジオ・sasanoji電台です。

きょう5月5日は『甘党男子の日』だったんですね。『端午の節句』と『柏餅』にちなんで、スイーツ好きの男性にもお得なサービスを提供しようということで制定された記念日だそうです。僕はお酒が全く飲めない下戸で大の甘党なんですけど、さすがにここまでオシャレで甘～い雰囲気のイベントになってしまいますとね～。逆に小っ恥ずかしくて、ちょっと乗りにくいですわ～。僕はコンビニスイーツでじゅうぶんかな～^^。

さて今夜は、その甘党男子という言葉がピタリとハマりそうなオシャレ男子5人組バンド、東波EastWaveをご紹介いたしますよ～。

東波EastWave『Mind』（2020年）

まずは1曲。4月16日デジタルリリースのシングル『Mind』をどうぞ。楽曲プロデュースは、最近いろんなところで名前を見掛けますね、Vast & Hazyの吉他手・林易祺LNiCHが務めています。

どうですかどうですか～。シンセサイザーが多めのスムーズなサウンドですけど、ベースがビシビシ効いてて、これは気持ちがイイ～^^。

東波（ドンボー）は台北出身のインディーズ系ポップロックバンドです。2017年に鄧凱文Kevin（Ba）、夏敬淳Frankie（Gt）、曾景崧Jason（Dr）の3名が映画音楽をコンセプトに作品を作ろうと集まったのが始まりで、そこへ友人の紹介で郭子恆Jemmy（Vo）が参加。4人とも音楽の趣味がファンク、ソウル、R＆B、エレクトロポップなど共通していることがわかり意気投合、正式にバンドを結成しました。東波EastWaveというバンド名には、将来、東アジアの波（トレンド）となって世界に打って出る、という意が込められているそうです。

2017年10月27日、《The Wall》で行なわれた脆弱少女組FragileGirlsとの合同ライブで、『Mind』と『Run Away』を収録した2曲入りの限定シングル『EAST WAVE 東波樂團』をリリース。台湾各地のライブハウスや音楽フェスに出演し、2018年の添翼音樂創造大賽では《如虎堂大賞》を、同じく2018年の桃園鐵玫瑰熱音賞では《優勝最佳人氣獎》を受賞するなど、業界からも高い評価を受けています。

2017年11月に公開されたシングル『Run Away』と『HER』（DEMO版）を2曲続けてどうぞ。

東波は2019年末に鍵盤手の卞宗仁Johnが加入して現在の5人体制となり、翌2020年3月、Hello Nicoや飢餓藝術家、先日ご紹介した男女2人組ユニット・南西肯恩Neci Kenらが所属する独立系レーベル・黑市音樂Black Market Musicと正式に契約しました。どうやら2020年中に1stアルバムをリリースする予定のようですね。

こちらがアルバム『太空船 Space Cadet』のコンセプトティーザー。2017年6月にStreetVoiceに『盜夢太空船』という曲がUPされていますが、その発展型のようなイメージかな？

それでは今夜のラストナンバーです。こちらの曲、東波のFacebookを見るとじつは最初期の作品になるんですね、2017年5月にStreetVoiceとYouTubeで公開していました。その正式版ということでしょうか。3月13日デジタルリリースのシングル『Wonder Girl』を聴きながらお別れいたします。明日はゴールデンウィーク最終日ですけれども、生活リズムが崩れてしまっている方、多いでしょうね。なんとか元に戻しましょう。僕も頑張ります^^;。おやすみなさい。sasanoji電台でした。