sasanoji電台【台湾ポップス専門】

こちらはsasanoji電台第1廣播、TW-POP専門チャンネルです。

Robynn & Kendyの購入は、『YesAsia』 or 『HMV』?

香港の女性デュオ・Robynn & Kendyがメジャーデビューして8ヶ月。早くも2ndアルバムが出来上がりました。香港環球Universal HKが公開したオフィシャルMVやYouTubeにUPされた彼女たちの自主制作MVを見ると、どうやら今作もヒーリング成分タップリに仕上がっている様子ですね。これはぜひとも購入してじっくりと味わってみたいところですが、残念ながらRobynn & KendyのCDは台湾盤がリリースされていません。香港盤のみとなります。台湾のCDショップ・五大唱片、博客來、誠品書店では扱っておらず、1軒、佳佳唱片にはラインナップされていましたが、値段は549ニュー台湾ドル。現在のレートで換算すると約1740円ということで、現地香港とそれほど変わらないようです。

では現在の円安状況の中、どのオンラインショップを利用するのが得かと考えると、選択肢はやはり割引キャンペーンのある香港のYesAsia、あるいは日本のHMVということになるでしょうか。

そこでRobynn & Kendy『Dear Diary』の購入を前提に、YesAsiaHMVがそれぞれ幾らになるのか、ちょっと比較をしてみました。

 

まずは、香港に拠点を置くYesAsiaから。

YesasiaYesAsiaはUSドル決済です。Robynn & Kendy『Dear Diary』の値段は、YesAsiaでは18.49USドル。現在設定されているレート1USドル=93.49円で換算すると1729円。台湾・佳佳唱片よりも僅かに安いですが、ネックとなるのはこれに加算される配送料のほうです。YesAsiaの配送コースには注文後2~5日で出荷される『特急配送』と、注文後6~14日で出荷される『通常配送』の2種類があります。『特急配送』のほうは利用価値が見当たらないくらいバカ高い料金(18.98USドル!)なので無視して話を進めますね。

配送料の基準となる『単位』数は、商品の大きさや形状、重量、付録の有無等によって変化します。『通常配送』の場合、普通のCDであれば大体1単位=6.98USドル(653円)で収まりますが、この『Dear Diary』はDVDとフォトブック(64P)が付いているため2単位=8.97USドル(839円)となっています。つまり合計で27.46USドル、2567円。(五大唱片の場合、2単位の送料はNT$180=¥571)。

ただしYesAsiaには39USドル以上の購入で配送料が無料となるサービスがあります。欲しい商品が複数ある場合(香港盤など)、上手に利用すればお得感はかなり増すでしょう。また、CDあるいはDVDを3点以上購入すると1点につき1UDドルをディスカウントするキャンペーンも行なっているので、YesAsiaの利用はCD3点、39USドル以上の購入が基準となりそうですね。 ※サービス適用商品に限られます。

 

では、日本のHMVのほうはどうでしょうか。

HmvHMVでのRobynn & Kendy『Dear Diary』のオンライン会員価格は2406円です。YesAsiaが1729円ですから、677円も高い。HMVの場合2500円以上の購入で配送料が無料となりますが、Robynn & Kendy『Dear Diary』を1枚だけ購入したと仮定すると、全国一律配送料金の368円が適用されて合計で2774円となります。ただ、HMVマルチバイ(まとめ買い)が基本です。ストレートに比較するのはあまり意味がありません。ここでは現在行なわれている割引キャンペーン『邦楽&アジア マルチバイ2点で最大30%オフ』を利用します。値段はマルチバイ価格の1831円が適用されるので、あと1つ、シングルやEPなど669円以上736円未満の商品と組み合わせれば、結果的にYesAsia以下の値段でCDを2つ入手出来る計算になります。

それからHMVではPontaポイントを利用出来ることも大きなメリットです。CDを購入すればポイントが付加されるのはもちろん、コンビニのローソン、ガソリンスタンドのシェル、ケンタッキーフライドチキンなどPonta提携店舗で貯めたポイントをCD購入に充てることが出来るのです。ポイントを使用して合計金額が2500円に満たなくなった場合でも送料無料は維持されるので、貯まったポイントを一気に吐き出せばCDをタダで入手することも可能です。総合すると、今回はHMVということになりますかねー。

 

昨年7月、『僕がC-POP購入でよく利用するOnline Shopは…。』というタイトルの記事を書きました。内容は重複する部分も多いのですが、比べてみるとYesAsiaの送料無料ラインは急激に進んだ円安の所為もあって、半年前より540円も高い3646円となっています。さらに円安が進むことを考慮すると、今回に限らず入手困難アイテムを混入させる裏ワザ+Pontaポイントが利用可能なHMVを選択する場面が増えてきそうな気がしますね。