独断と偏見のsasanoji radio Awards 2012、まずは前回2011年度版で最もテキトーに選んでしまい、いま見直しながら最も後悔している【Best Group】部門から^^;。今回候補に選んだのは、以下の6組です。
Robynn & Kendy『首張同名專輯』(6月,香港)
PiA樂團『真心話』(7月)
新寶島康樂隊New Formosa Band『第狗張』(11月)
歐開合唱團O-Kai Singers『O-Kai A Cappella』(12月)
意図したわけではないのですが、今回は新人・Robynn & Kendyと火星熊(フォシンシュン)、それから女性2名体制で新たにスタートしたPiA樂團ら女性デュオが3組も入っていて、なんだか華やかな雰囲気となりました^^。
Robynn & Kendyはとても結成1年とは思えない、前評判どおりのしっかりとした作品で高評価。香港メジャーの新人ではありますが迷うことなく選びました。一番の収穫だったのは同じく新人の火星熊です。あまり評判にはなっていませんでしたが、僕はリリース前からかなり期待をしていて、届いた作品はその想像を上回る出来でした。もっと注目されていいユニットだと思います。PiA樂團は結成3年目、初めてのオリジナルアルバムです。リードボーカルのPiaこと吳蓓雅は、数々の音楽コンテストに出場し入賞経験もあるシンガーソングライターで、実力は充分。楽曲もバラエティに富んでいて魅力的なユニットです。
女性ボーカルということで言えばJSは5thアルバムから3年4ヶ月ぶり、S.H.Eは2年8ヶ月ぶり、棉花糖は2年半ぶりの新作でした。とくにS.H.EはSelinaの復帰アルバムということでご祝儀も考えたのですが、最終的に安心感と再生回数で勝るJSを残しました。
僕の中では11月リリースの新寶島康樂隊、12月リリースの歐開合唱團の存在感が圧倒的で、もしもこの2組が出てこなければ、棉花糖、黃玠×蛋堡、湯姆與哈克Tom & Huck、安妮朵拉Anniedoraのどれかを入れていたと思います。中でも強く印象に残っているのが黃玠×蛋堡。ここではジャズ評論等でよく見られる“奇跡的邂逅”という表現を使わせてもらいましたが、本当にこのシングル1枚だけというのが惜しいスペシャルユニットです。
棉花糖『不被瞭解的怪人』
黃玠×蛋堡『放個假』
湯姆與哈克『夾腳鞋』
Asian 4 Front『A4F』
Cozy diary_輕日記『深呼吸』
安妮朵拉Anniedora『永無島』
23號半『無所事事的甜美』
S.H.E『花又開好了』
WoodyWoody『有你總是好天氣』
Woman Woman我們(范怡文,官靈芝,秀璟)『說,你愛我』
赤道2(吳沁東,魯珺琦,大壯與小胖)『閒了liao3』
N2O『僅供參考』
大嘴巴Da Mouth『流感』
By2『2020愛你愛妳』
浩角翔起『笑一個』
Dream Girls『Girl`s talk』
JPM『365』
Super-7『陪我7淘』