女孩與機器人The Girl and the Robots『MISS NOVEMBER』(2011)
女孩與機器人(ニューハイユージーチーレン)は、レコーディングエンジニア・Jungle(戴建宇)とキーボード奏者・蛋(蘇玠亘)が、台灣大學出身の才媛・Riin(林怡君)をボーカルに迎えて、2008年に結成した3人組エレクトロポップユニットです。英語名はThe Girl and the Robots。本作『MISS NOVEMBER』は、彼らが2011年1月にメジャーレーベル・亞神音樂からリリースした1stアルバムです。
首波主打『My Boy』。あま~い雰囲気^^。ちょっとレトロっぽいサウンドが印象的。
女孩與機器人The Girl and the Robotsは、女孩(Girl)と2体の機器人(Robots)のユニットという設定^^。
容姿端麗、ボーカルと作詞を担当するRiinは國立台灣大學出身の才媛。主にプログラミングとギターを担当する機器人・Jungleこと戴建宇は、多数のアーティストの作品に携わってきた野外音楽イベントなどでは講師を務めるほどの有名なレコーディングエンジニアで、このユニットのボスでもあります。プログラミングとキーボード、ベース担当の蛋は1989年結成のパンクバンド・濁水溪公社LTKCのキーボード奏者です。
女孩與機器人は2009年に代理発行レーベル・喜瑪拉雅から3曲入りEP『昨天 Lost In Yesterday』をリリースし、CDデビューしました。戴建宇は喜瑪拉雅とは縁が深いようですし、LTKCも喜瑪拉雅からリリースしているので、そのあたりのつながりでしょうか。この作品は、台湾の行政機関である新聞局が2010年から開始したポピュラー音楽支援プロジェクト・第1屆金音創作獎(Golden Indie Music Awards)にノミネートされ、最佳電音單曲獎を受賞しています。
2010年3月には2nd EP『兩吋半舞曲』をリリース。こちらはメジャーレーベル・亞神音樂からということで、その所為でもないのでしょうが、クールだった1stに比べてかなりポップ。売りにきたかなーという感じ^^。
この2枚のEPのタイトル曲は、1stアルバム『MISS NOVEMBER』の10曲目と3曲目にそれぞれ収録されていて、初期のナンバーと新しいものが混在する作品となっていますね。キーボードの蛋はこの作品で2011年の第2屆金音創作獎・最佳樂手獎にノミネートされていましたが、残念ながら受賞はなりませんでした。
先日、クリエイターズサイト・StreetVoiceに新しい曲が入ってました。『超過(Demo Ver.)』。クールに戻りました。僕はどちらかというとコチラのほうが好みです^^。
どうやら新作リリースに向けて本格的に稼働したようですね。女孩與機器人がどの方向に行きたいのかイマイチわからなくて、記事を書きかけのまま放置していたのですが、期待度大ということで、仕上げました。(^-^;
1stシングル『昨天 Lost In Yesterday』。亞神音樂はこの方向でいっても大丈夫なレーベルだと思うんだけど…。
2ndシングル『兩吋半舞曲』。甘くなっちゃった(笑)。
『MISS NOVEMBER』から、『Spinning Around』。なんか…懐かしい雰囲気だ。
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