台湾交通部観光局は7月28日の記者会見で、台湾観光をアピールするために製作した短編映画風のPVを公開しました。
『Time for Taiwan - My Beautiful Island』と名づけられたこのビデオは、16分、10分、60秒、30秒の4つのバージョンがあり、短いバージョンは今月から香港、マレーシア、シンガポール、日本など10ヶ国のTVで放送される予定となっています。
観光局では現在『Taiwan-The Heart of Asia』を台湾観光のキャッチフレーズに使用していますが、さらに宣伝に力を入れるため、アイドル歌手らをイメージキャラクターに起用した従来のスタイルを変更し、今回初めて映画的手法を取り入れたPVを製作しました。監督は、世界各国で数々の賞を獲得している新進気鋭のCMディレクター・羅申駿。カメラは、今年3月に日本公開された郭采潔Amber Kuo主演の青春映画『一頁台北』（邦題：台北の朝、僕は恋をする）で撮影監督をつとめたMichael Fimognariです。
『人』をテーマとしたこのPVには、今年観光局がターゲットとする4つのタイプの観光客が出てきます。日本の若い女性3人組、アメリカ人の男性バックパッカー、年配の夫婦、若い親子の家族旅行…。ストーリーはありません。彼らと共にゆったりと暖かい、人情味あふれる時間が流れていきます。
『Time for Taiwan - My Beautiful Island』（16min ver.）。
コチラで全てのバージョンを見ることが出来ます。
関連する話題として…。
台湾観光を特集した講談社の女性雑誌『FRAU』8月号が、フォーカス台湾で取り上げられています。
