1月19日の台湾国際放送より。
昨年10月22日、中国でのドラマ撮影中に発生した爆発事故で大やけどを負ったS.H.Eのメンバー・Selina（任家萱）さんが、19日、退院の記者会見を開き、事故後初めてメディアの前に姿を見せた。
会見には入院中も傍に付き添い続けてきたメンバーのHebeさん、Ellaさんと共に、マスク、帽子などを着用せず、本人の意思により素顔で登場した。全身の54％に負ったやけどのうち41％が熱傷深度第Ⅲ度に達していて、これまで3回に渡る皮膚移植を行なってきたが、リハビリの状態によってはさらに再手術の可能性もあるという。また事故当時Selinaさんは婚約中で、彼女の父親は婚約者である張承中さんにその解消を申し出たが、張さんの彼女への気持ちは変わらず、挙式は今年4月、当初の予定通りに行なわれる見込みとのこと。会見でSelinaさんから両親への感謝の言葉が述べられると、詰めかけたメディア記者らからも嗚咽が漏れていたそうだ。
一方、このドラマの監督である陳銘章氏は、今月15日になってようやく謝罪コメントを発表。この遅すぎる説明に非難が集中し、2008年台湾ドラマ最高視聴率を叩き出した陳監督の名声は一気に地に堕ちた、と聯合報は伝えている。
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