sasanoji電台【台湾ポップス専門】

こちらはsasanoji電台第1廣播、TW-POP専門チャンネルです。

sasanoji電台:Best Tracks of 2020【BITTER & SWEET】

 

今夜最初にお送りした曲は、2019年12月リリース、神戸在住のシンガーソングライター・Tsudio Studioのアルバム『Soda Resort Journey』から、甜約翰Sweet JohnI Mean Usのボーカル兼キーボード奏者・Mandark、国籍不詳設定のフューチャーファンクアーティスト・Crystal Colaをゲストに迎えた『Taipei Girl』でした。

 

 

令和3年1月24日、日曜日。時刻は午後10時4分を回りました。

皆さん、こんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
人知れずコッソリ不定期放送中、フェイクラジオ・sasanoji電台です。

2021年最初の放送となります。
もう1月も終わりですけれども、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて今回は、昨年末から様々な音楽WEBメディアや個人ブログなどでも盛んに発信されておりました年間ベストですね。sasanoji電台も真似してみましたよ~。

第2廣播Twitter)のほうで紹介した2020年リリースの作品の中から絞りに絞って20曲、チョイスしています。おそらく1000近くは流しているはずなので、かなり満足度の高いものが出来上がったゾ、とsasanoji電台的には思っておりますよ。

【BITTER】編と【SWEET】編、2枚組CD風に分けました。お口に合いそうなほうからどうぞ。

 

 

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sasanoji電台:Best Tracks of 2020
Disc1【BITTER】

 

體熊專科Major in Body Bear / Painting the trail of whisper in every moment captured

2020年8月リリースのEP『Topic 3: Moment』に収録。彼らのメロディラインって、日本人好みだと思いません?どこがどう日本人好みなんだと問われると困っちゃうんですけど、耳に馴染みやすいというか、こちらがこう来てほしいなと期待したとおりに攻めてくれます。ストレスフリーのカッコ良さ。聴き惚れる。

 

唐貓SugarCat / Get Low 

2020年5月リリースのシングル。単独ボーカルだった前身バンドの史貝絲考克Space Cakeではスムースなアーバンポップスタイルでしたが、ツインボーカルの唐貓として再始動してからはファンキーな要素が増して、バンドの表情もより豊かになっています。この曲などは正に真骨頂ですよね。

 

白紙扇Hardcore Raver in Tears / WUHAN2020

2020年5月リリース、中国のロックバンド・白紙扇のシングルです。武漢(Wuhan)出身のメンバー・陸炎が、新型コロナでロックダウン中に故郷への思いを込めて書いたナンバー。彼らの他の曲も聴いてみましたが、どうやらコレだけが例外的にロマンティックだったようです。

 

心臟爆擊Critical Strike / 來來去去

2020年4月リリースの1stアルバム『』に収録。名前がまずインパクト大ですよね。英語名はたぶん…Critical Strikeではないかと思います。彼らについての情報はまだほとんど出ていなくて、バンドなのかユニットなのかもハッキリしないのですけど、この硬派なギターサウンドとボーカル、僕はツボでした。

 

李世海Shihai Li / all that glitter 光粒 feat. Lu1

2020年6月リリース、最難関の音楽大学といわれる米・ニューイングランド音楽院卒、中国の新世代ジャズサックス奏者・李世海のシングルです。ノリノリのキレッキレ。上海出身のラッパー・Lu1(路壹)のボーカルも渋いですね~。仕事をしている職人の真剣な姿、痺れます。

 

Lyøn / Lost In Space

独立系R&Bレーベル・ChynaHouseの新顔、2020年10月リリースのシングルです。名前、なんて読むのでしょう。リヨン?リオンかな…。なんだか懐かしい雰囲気の曲ですよね。一聴しただけでメロディが刷り込まれてしまいました。これは脳内リフレイン力(りょく)が極めて高いです。やられました。

 

Ń7ä / zaljum 水 feat. 阿爆,R.fu

2020年10月リリース、排灣族の歌手・阿爆阿美族のラッパー・R.fuをゲストに迎えた新鋭女性エレクトロニカアーティストのシングル。日本のAmetsub真鍋大度の音楽に強い影響を受けているそうです。名前は…エヌセブンエー、まンまかな?近ごろ難読系が増えてませんかね。

 

問題總部It's Your Fault / Monday Morning

2020年5月リリースの1stアルバム『User Guide: I』に収録。そうそう、こんな感じですよ、月曜の朝は。気だるい空気感が漂うボーカルと乾いたギターのリフが、頭の中でグルグル回り続ける。同じようで違う一週間の繰り返し…。カッコイイけど、悩ましい曲です。僕ひとりで100回くらいは再生回数を稼いでいるんじゃないでしょうか。

 

溫蒂漫步Wendy Wander / 我想和你一起

2020年11月リリースの1stアルバム『Spring Spring』に収録。MV版はタイトルナンバーである1曲目『Spring Spring』が最初に入っているので、その分、長尺となっています。導入部のトランペット、男女ツインボーカルツインギター、そして、一旦終わったと思わせておいてからのぉ~、サビ。泣かせますね~。

 

孫盛希Shi Shi / 一分之二 feat. HUSH

2020年12月リリースの5thアルバム『出沒地帶』からHUSHとのコラボナンバー。金曲獎を受賞した前作『希遊記』は、様々なアーティスト、音楽スタイルとの融合を試みた実験的作品でした。この『一分之二』からは、そこで得た手応えと可能性をさらにブラッシュアップした様子が感じられますね。

 

 

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sasanoji電台:Best Tracks of 2020
Disc2【SWEET】

 

壞特?te / Seh Ah Seh

正体を隠すように目深に被った帽子がトレートマークの謎の女性シンガーソングライター。2020年5月にデジタル配信されたシングルです。その後、7月に1stアルバム『一個人的臥室』の配信を開始。8月にavexから台湾盤が、10月にはP-Vineから日本盤もリリースされています。僕はこの曲がいちばん好きかな。

 

嚴正嵐Vera Yen / 滿星閃爍

2020年7月リリース、南拳媽媽の元メンバー、女優・嚴正嵐の台湾語シングルです。耳に優しい曲ですね。癒やされます。第一声でもうハートを鷲掴みにされました。正嵐はシンガーソングライターとしても活躍中で、この曲も彼女が作詞作曲をしています(詞は葉天倫、康小白との共作)。

 

黃路梓茵Lulu / 讓我們在一起吧

2020年8月リリース、バラエティ番組や最近では金曲獎の司会でもお馴染みのタレント兼歌手・Luluの2ndアルバム『29』収録のナンバーです。29は彼女の現在の年齢でしょう。コケティッシュでコミカル、彼女のキャラクターがよく出ているナンバーですね。これも強く印象に残っています。

 

鍾欣cent3e / Safezone

中国・四川省出身の新人女性ラッパー、2020年4月リリースのシングルです。彼女は三錘(Sān chuí)の別名でも活動していて、cent3eはその発音から。ラッパーと聞くと斜に構えたスタイルを想像しがちですけど、彼女のボーカルはとても素直でストレートで…、キュンと来てしまいました。

 

LINION / Oh Girl

ちょっと懐かしい香りのするノリの良いナンバー。2020年9月リリースの2ndアルバム『Leisurely』に収録。この曲、最初に彼の音楽仲間たちが絶賛しているティーザーを見て、おいおいマジかよ、とリリースされて直ぐに確かめてみたのですけど、マジでした。ハマりました。

 

東波EastWave / Endin' Tonight feat. 李優URIKO

2020年11月リリースの1stアルバム『Wonder! Wander!』収録のナンバーです。サウンドはスイーツ系のシンセポップで好みは分かれるかもしれませんが、僕は根っからの下戸の甘党なので、大歓迎です。それからイラストレーター出身のタレント・李優ですか、彼女も良い味を出してますね。

 

羅莎莎Sabrina Lo / 老派

2020年11月リリースの3曲入りEP『Sa(tur)day』に収録。元々はネットで自作曲を発表していた人で、その後、歌唱コンテスト番組『聲林之王』(2018年)に出場したのを機に本格的に音楽活動を開始したようです。唐貓の1stアルバム(2019年)に参加していたのを聴いて注目をしていたのですけど、キラリと光るものを感じますね。

 

徐若瑄Vivian Hsu / 傷不了我

2020年9月リリースのベスト集『I'm V』収録の新曲。現在の彼女を知らない日本人の中には『あ~、ブラックビスケッツの…』みたいに思っている人、少なからずいるかもですけど、そんな方にこそぜひ聴いてほしい曲です。アジアのスーパースター・徐若瑄の経歴に日本があるって本当に嬉しいし、誇らしく思います。

 

秦宇子YUZI / Love can’t keep us apart

中国大陸・広西チワン族自治区出身。2020年11月リリースの2ndアルバム『#YUZI』に収録。吳卓源Julia Wuと同じ2017年に1stアルバムをリリースした同期ですね。この放送内では2014年頃からチラチラと名前が出ていましたが、もっと日本で知られていていい人だと思います。

 

王晴Serena Wang x 黃鈺堄沙Lex Huang / 甜蜜蜜

2020年12月リリース、CMモデル出身の女優・王晴(黃于鄉)と音樂才子・黃鈺堄沙(黃聖萊)のコラボシングル。王晴の歌声、イイですね。出しゃばらない色気とでも申しますか。思わず、ほほぉ~…と感嘆の息を漏らしてしまいました。Lexの歌声もとても柔らかで素敵。いろいろあった2020年を爽やかに締め括ってくれた1曲です。

 

 

以上、sasanoji電台が2020年に聴いた曲の中から絞りに絞って選んだ20曲でした。

僕は音楽的にどうとか、技術的にどうとか言えるだけの知識がありませんので、自分好みの曲を集めたら…という感じで纏めましたが、間口の広い、なかなか面白い味わいになったのではないかなと思っております。お楽しみいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

それでは本日のラストナンバー、いきましょうか。城市雨人Urban Rain Manの『最糟的時代』です。じつはこの曲もリストに入れたかったのですけどね、正式なリリースが2021年1月ということで今回は見送りました。来年また同じような機会がありましたら、おそらく選ぶんじゃないかなと思っています。城市雨人、ちょっと注目しておいてください。

ここ練馬の現在の気温は5℃。幸い雪にはなりませんでしたが、まだシトシトと雨が降り続いています。明日は天気が回復して少し気温も上がるとのこと。積雪のあった地域の皆さん、どうかお気をつけて。有意義な一週間になりますように。ごきげんよう。sasanoji電台でした。

 

 

2020年にいちばん聴いた曲って、本当は2019年やそれ以前のものが多かったりするんですけどね~^^;。

 

 

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本日のオンエア曲