こんばんは。
人知れずコッソリ不定期放送中、フェイクラジオ・sasanoji電台です。
突然ですが、皆さんはCD派ですか?それともダウンロード派ですか?
最近はストリーミング派というのもありますね。
僕はもう完全にCD派なのですけど、現在は経済的な理由で買い控えています。
CDの良いところ、まず手軽。プレーヤーにポンとセットすれば、すぐに再生出来る。ネットにアクセスする必要もない。
情報量が多い(デジタル的という意味ではなく)。参加しているミュージシャンやクリエイター、スタッフが一目瞭然(字が小さくて読みづらいけど)。意外な名前を見つけて嬉しくなったり、この名前は以前別の作品で見たことあるゾとか、裏方さんたちのことがだんだん愛おしくなってくる。
新作リリースを把握しやすい。じつはこれがかなり重要。誰がいつニューアルバムを出すのか、CDショップの新作リリースページをチェックしていれば大体わかる。ネットリリース作品だと自分から積極的に情報を探しに行かなければならないので、結果的にチェック漏れをしやすい。
で、今回の本題。
先月デジタルリリースされてたの、まったく知りませんでしたよォ~!
盧凱彤Ellen Loo『光』,『光之外』(2019年3月,Brave Nusic)
4月21日にMVが公開されて、それで知りました。
昨年8月5日、32歳の若さで亡くなった盧凱彤Ellen Looの遺作です。
いったい、いつ録っていたのでしょう。ちょうど1年前にデジタルリリースされたシングル『荒原』は、厳密には遺作と呼べないのかもしれませんが、これは正真正銘の遺作!限量リリースのヴァイナル盤もあるようで、その売上は経費を差し引いた全額が香港の慈善団体・思覺基金Early Psychosis Foundation(EPISO)に寄付されるそうです。
それでは、盧凱彤Ellen Looの遺作『光』と『光之外』を続けてどうぞ。
この2曲、メロディは同じですが、歌詞と編曲、それから使用言語が異なりますね。『光』は広東語、『光之外』は國語です。可愛らしくて、切なくて、ロマンティックで…。『雀斑』を彷彿とさせる、まるで8年前に戻ったかのよう…。僕が大好きな盧凱彤、まだ生きていましたよ。
では今夜はこの辺で。皆さま、おやすみなさい。
sasanoji電台でした。
盧凱彤、また会える気がするよ。