sasanoji電台【台湾ポップス専門】

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台湾人が希望する海外旅行先第1位は『日本』。

7月5日の台湾国際放送(RTI)日本語番組から。

このほどクレジットカード会社大手のVISAが『2013年度世界旅行意識調査』の結果を発表した。それによると、台湾の人たちが希望する旅行先の上位3位は、日本、中国大陸、香港の順となっており、調査に応じた人のうち約36%が向こう1年以内に日本旅行を計画していると回答した。また、海外旅行をするかどうかに影響する要素は、『一緒に行く人の意見』が38%でトップ。次いで『旅行先の名所旧跡』が37%、『美食・グルメ』が32%の順で、『予算』が海外旅行を決断する際の3大要素の1つではなくなっていることもわかった。

7月3日のRTIのニュースでは、北海道を訪れる台湾人観光客激増による現地の観光バス不足問題も伝えている。2011年11月、台湾と日本の間で航空自由化協定(オープンスカイ協定)が締結され、以降両国を結ぶフライトは大幅に増加した。従来4~5万元していたツアー料金も現在の円安で3万元ほどにまで下がっており、今夏、日本を訪れる台湾からの観光客は激増している。中でも北海道の人気がとくに高く、7月の北海道へのフライトは合わせて5万席が用意されているが、すべて満席の状態。しかし他地区の観光バスが北海道で営業することは法律で禁止されているため、7月には約4000人の台湾人観光客が観光バスに乗れない事態が発生する恐れもあるという。台湾観光業者は日本の国土交通省に対して、9月初めまで他地区の観光バスが一時的に北海道で運行出来るよう、その開放を求めている。